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ソフトカプセル保管の注意点

STORAGE

中日本カプセルが、健康食品(サプリメント)の保管上の注意点や代表的なサプリメント形態であり、弊社の主要な受託製造品目でもあるソフトカプセルを保管する上での注意点をご説明いたします。

開封後はなるべく早くご使用ください

健康食品(サプリメント)の保管は、以下のことに注意してご使用ください。

① 直射日光・高温多湿・温度変化の激しい場所を避ける。
② 開封後は確実に密閉する。

ハードカプセル・タブレット・糖衣錠・粉末などの形態で製造された健康食品は、以上の点に注意して頂ければ結構です。しかし、ソフトカプセルは、脂溶性の健康食品素材のカプセル化と内容成分の安定性には、大変優れたサプリメント形態ですが、保管方法にはちょっとした注意点があります。

ソフトカプセル保管の注意点

CAUTION

ソフトカプセルの皮膜は、湿気と温度に敏感です。

ソフトカプセル製品は、低温・低湿度の環境(冬場の環境など)で硬くなり、逆に、高温・高湿度の環境(夏場の環境など)で軟らかくなります。また、ソフトカプセル内溶液は温度変化によって膨張・収縮します。ソフトカプセルの皮膜は、その変化にある程度追従するように製造されています。しかし、この追従が追いつかない程の急激な温度変化の下では、内容液が漏れたり、気泡が発生したりする可能性が高くなってしまいます。

<業者様へ>
バルク包装は、お客様が小分け包装加工される場所までの一時的な包装ですので、お手元に届き次第、なるべく早く小分け包装されることをお願いいたします。

ソフトカプセルの保管状況と想定される変化

STORAGE CONDITIONS/ASSUMED CHANGE

高温下での保管

夏場の屋外に駐車された車のなかは、日中では、最高80℃近くになる場合があります。ソフトカプセルは、およそ40℃以上になるとカプセルどうしがくっつく傾向があり、この傾向は温度が高くなるに従って顕著になってきます。ソフトカプセルの保管温度が高すぎると、皮膜が溶けて中味が出てしまうことがあります。くっついたカプセルははがして召し上がっても大丈夫ですが、中身が出てしまった場合は、そのまま保管されると変質の可能性があるため、廃棄してください。
高温下でのソフトカプセルは、中味の粉末成分と油脂成分が二層に分かれることがあります。これは外観上の変化で、食用での品質上問題ありません。
(但し、高温下で長期間保管されることは避けてください。)

<保管を避ける場所>

暖房器具の近く・夏場の車中など

低温下での保管

ソフトカプセルはおよそ15℃以下の環境では硬くなります。この状態で食用に問題ありませんが、硬くなった状態で外からの衝撃が加わると、割れて中味が出てしまうことがあります。中味が出てしまった場合はそのまま保管されると変質の可能性があるため、廃棄してください。
低温下のソフトカプセルでは、中味の成分が白濁することがあります。これは、中味の油脂成分が低温下で固まるために発生する現象で、食用での品質に問題ありません。

<注意点>

ソフトカプセルが硬い状態のときに、衝撃を与えないで下さい。

<保管を避ける場所>

冷蔵庫内・冬場の屋外

高湿度下での保管

ソフトカプセルは湿気の多い場所では空気中の水分を吸収しやわらかくなります。この場合、食用での品質に問題ありませんが、湿気の多い環境での保管されますと、カビが生えやすくなります。万一カビが生えた場合は、廃棄してください。

<注意点>

ソフトカプセル包装の開封・使用後は確実に密閉してください。
保管中は乾燥剤を捨てずに、容器内に入れておいてください。

<保管を避ける場所>

台所や洗面所などの湿気の多い場所

直射日光下での保管

太陽光線はいろいろな波長の光の集まりで、その中には紫外線も含まれます。紫外線は、エネルギーが大きく、食品の変質・変色を促進しますので、光を遮断できる容器に保管することが大切です。また、光を遮断できる容器でも、直射日光下では、容器内部の温度上昇により、「高温下での保管」と同様の変化が起きる可能性があります。

<注意点>

光を遮断できる密閉容器内に保管してください。

<保管を避ける場所>

窓際・車のダッシュボードなど

急激な温度変化

ソフトカプセルは、急激に温度が下がると、中味に気泡が発生することがあります。これは、温度低下により、内容液の体積が急速に減少したことに対して、皮膜の追従が追いつかずに発生するもので、一時的なものです。食用での問題はありません。暖かいところに戻すと、元に戻ります。

<注意点>

暖かい場所にあったソフトカプセルを、冷蔵庫に入れるなど

継続的な振動

ごく稀なケースですが、ソフトカプセルを振動がある場所に長い時間置いておくと内部が二層に分かれたり、ヒビワレのような模様が発生することがあります。ソフトカプセルの内容液は、比重の異なる多種の健康食品原料を使用していることが多く、均一に調合されたのちにカプセル化して、製造されていますが、保管時に長期的な振動を与えると、比重の違う成分が分かれてくる可能性があります。これは外観上の変化で、食用での品質上問題ありません。

<保管を避ける場所>

振動が継続的にある場所

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健康食品(サプリメント)の受託製造(OEM)専門工場の中日本カプセルは、健康食品の企画開発から販売戦略提案、ソフトカプセル製造、ハードカプセル製造、包装加工などPB製品製造により、お客様のご要望にお答えします。

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